荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_入場券

タイトルの通り、ジョジョ展(東京開催)に行ってきたのでレポート、感想などを綴ります。

前回書いた、ジョジョ展 in S市杜王町(仙台開催)の記事とあわせて読んでいただけるとこれ幸い。

ちょっとネタバレもあるので、これから行く予定の方は【閲覧注意】です。

1.大まかなレポート 他

2.展示されている原画

3.原画以外の展示物やディスプレイ等

4.物販

5.最後に

1.大まかなレポート 他

仙台展のときは、遠方ということ、同行するメンバーとも予定をあわせる必要がある等の理由で、開期後半に観にいったのですが、今回は私が在住している東京で開催!こりゃあもう初日の最初の時間枠で観にいくしかあるまいて。

というわけで開場初日(2012年10月6日)の最初の時間枠のチケットを取りました。ちなみに東京展のチケットは、ALL日時指定、当日券は事前販売分があまった日のみ発売。
初日の初回入館チケットは発売直後に完売したそうです。取れてよかった~!

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_森アートミュージアム

会場はセレブな六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー。 私には縁遠い街なのでドキドキも2倍。

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_六本木ヒルズ

六本木ヒルズに入ると、いたるところに広告が。

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_入り口

いざ会場へ!

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_入り口2

ドキドキ… 当然、場内は撮影禁止。なので写真はありませ~ん。

… … …

さてさて… 全体の印象は、ブラックを基調とした会場作りをしたということもあって、シックで落ち着いた雰囲気。証明もやや暗めでした。もちろん原画は子細に見れるように照明が配置。スタッフも服装は黒。

開場は10時だったのですが、同時間帯の枠でも数人区切りでの入場となるため、実際に私が入場したのは10時30分頃。展示会場を出たのが11時30分頃だったので、物販での買い物タイムを除くと1時間半ほど。展示原画約200点は伊達じゃあない。ボリューム満点。

もちろん鑑賞時間は個人差があると思いますが、入館時間は指定されていても退館時間は自由!10時に入館できれば一つの原画を3分以上観ても余る。こころゆくまで荒木先生の原画を堪能できます。

とはいえ、ずーっと同じ原画を鑑賞し続けるのは他の方への迷惑になりますし、長時間会場内に居るのも、健康面を考慮するとほどほどに。

で、感想は? うん、大満足!至福の時を過ごせました。

この記事を書いている時点では、平日はまだまだチケットが残っている日もあるようなので、ジョジョ好きな方は是非!
閉館は22時なので、近くの方は学校帰りや仕事帰りにも観にいけますね。開期は2012年11月4日(日)まで。
遠方ので観にいけないよ!という方。公式サイトで深夜にLive中継していますよ。中継スケジュールは火・水曜日の深夜が多い模様。

2.展示されている原画

ジョジョの原画はもちろん、ジョジョを連載する以前の荒木先生の作品や、他の仕事で描き下ろしたイラストの原画も展示。

当然、仙台展で展示されていたものと重複するイラストも多々ありますが、やっぱり好きなモノは何度も観たいもの。
カラーイラストだけではなく、通常の原稿も展示されています。

お気に入りのイラストは指定されているラインぎりぎりまで近づいて観ることをオススメ。細部の描き込みがあってこそ、あの唯一無二の絵ができていると感嘆。
また、先生曰く、印刷物になると微妙な線の太さや色味等、どうしても原画との差異ができてしまうとのコト。
なるほど、「ライブ感を味わってほしい」と会見でもいっていましたね。原画を観た方なら頷ける言葉だと思います。

個人的に驚いたのが、ファンの間では有名なあるイラストが実は2枚の絵を合わせたモノだったこと。そうだったのね。

また展示されている原画の中に唯一、複製原画があります。
その横に荒木先生から、なぜ複製原画が展示されているかの説明がなされており…

この辺りは観てのおたのしみ!

3.原画以外の展示物やディスプレイ等

ちょっとネタバレ含みます。各部のエリアごとに紹介。

【プロローグ】
ジョジョ以前の作品のエリア。魔少年ビーティーやバオー来訪者、ゴージャス☆アイリンなどなど。
原画意外はこざっぱり。

【Part1 ファントムブラッド】
真ん中にドでかいジョジョのコミックス1巻のオブジェクトが。2mくらいはあったんじゃあないでしょうか。
他には石仮面や”pluck”の剣など。この辺りは仙台展でもありましたね。

【Part2 戦闘潮流】
入り口にこれまたデカイ、サンタナが眠った状態のオブジェクト。かなりの迫力。
エリアの床には水溜りのようなモニターがあり、踏むと(?)波紋が広がる仕掛け。
小さいながらも、エイジャの赤石も展示されてました。

【Part3 スターダストクルセイダース】
エリアの奥側に空条承太郎とDIOの等身大(?)人形が。
その手前に専用アプリがインストールされたiPadが置いてあり、カメラをその人形にかざすと….?

【Part4 ダイヤモンドは砕けない】
仙台展でも展示してあった東方丈助の人形。
エリア中央には同じく仙台展でもあった、アプリを起動したiPadをかざすとミニストーリーが浮き上がる杜王町の地図。

【Part5 黄金の風】
コロッセオを思わせるレンガ造りを模した壁がエリアをパーテーションするかのように立っていました。
また、別イベントでも見られたブチャラティの等身大人形も。さらにその後ろには…

【Part6 ストーンオーシャン】
どのエリアでも、どこまで原画に近づいて良いかを示すラインが床に引いてあるのですが、ここではさらにそのライン上に監獄風の金網が。
また、6部に登場するタイヤの中に入ったDISC、檻の中に入った徐倫のパネル、さらには監獄所長の腹話術人形、ワニのシャーロットちゃんなんてマニアックなモノまで。

【漫画家のうちへ遊びにいこう】
ここでは荒木飛呂彦先生の仕事場と原作4部の人気キャラ、岸辺露伴の机が再現されてます。
どちらも仙台展でも展示されていたものですが、荒木先生の机の前の壁には仕事でかかわった雑誌などが飾ってありました。
私が行った時は、荒木先生の机の周りは人だかり。ジョジョが生まれる場はみなさん気になっているようです。

【Part7 スティールボール・ラン】
入り口には原作のレースのトロフィーが再現されたオブジェクトが飾ってありました。
他にも何かオブジェクトがあった気がしますが… 失念。

【Part8 ジョジョリオン】
まだ8部は連載が始まって、日が浅くエリア自体も狭い。
それでも、もうこんなにカラー原稿があったんだなあ。

【エピローグ】
おそらくこのエリアだったと思いますが、先生が仕事で描いたイラスト等の原画が展示。
最近ニュースになったものや、相当マニアックなものまで。コアなファンにはたまらないエリア。

記者会見で発表された、モニターの前に立って叫ぶと、スクリーンに自身と作中のスタンドが現れるコーナーもこのエリアだったかな。
間違っていたらスミマセン。

4.物販

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_物販

物販は原画展示会場から1階下がったフロア。
物販は非常に混雑しており、事実、物販コーナーへのエスカレーターの前で、人数を区切って入場する形態がとられていました。

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_オーダーシート

このオーダーシートに欲しい物と数を記入し、レジに持って行きます。
商品はレジの後ろのバックヤードからとりだされる方式。
レジは複数あり、1万円以上の買い物ならカードも使用できます。

私が行った時は、初日の最初の時間枠ということもあり、コアなファンが多かったのでしょう、レジにたどり着くまで3,40分程かかりました…!

ただ周囲には物販で購入可能なグッズが参考展示されていたり、今後発売予定のジョジョグッズも展示。

また、正面には前日深夜24:30から、TOKYO MXで放送が開始したアニメのPV、2013年に発売が予定されているゲームのPV、ジョジョ展のCMなどの映像が流されていました。

グッズは数がとにかく多く、どれを買うか迷うとおもいますが、ここは私のオススメを…

【HIROHIKO ARAKI WORKS 1981-2012】

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_hirohiko_araki_works

まずはコレ。所謂図録というやつ。
ちょっと高いですが、A5判,約350ページフルカラーで荒木先生の原画の多くが網羅されています。その数は小さいイラストまで含めると約500!
承太郎とDIOのバトルのシーンの原稿も、1話まるっと収録されています。
これはオススメ!

【ポストカード10種セット】

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_ポストカード10種セット

ポストカードのセットはいくつか売っているのですが、私はコレを推す。
今回の原画展のために描き下ろされたイラスト9点 + 主人公の集合イラスト1点。
先に紹介した図録では、描き下ろしイラストは9点中2点のみ収録されているので、コレで補完するのもいいかも?

【超像マスコットストラップ イギー】

荒木飛呂彦原画展_ジョジョ展_東京_超像マスコットストラップ_イギー

グッズの仲には開場の物販でしか買えない限定商品がいくつかあります。
記念にどれか買っておきたいですよね。
中でもこのストラップは値段も安く、サイズも適度。お土産なんかにもオススメです。
可愛いような憎らしいような初期のイギー。クッチャクッチャ

5.最後に

待ちに待った荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展
去年から今年にかけて荒木先生が執筆開始30周年、ジョジョ連載開始25周年と荒木イヤーだったんだけど、これは目玉のイベントですね。
もうすぐこの祭りも終わってしまうと思うと、少し寂しい。
でもまだジョジョは連載されているし、まだまだこれから読者、ファンを楽しませてくれそうです。

チケットは平日しか残ってませんが、ジョジョが好きな方は、是非観にいって欲しいところ。
ジョジョを知らない人も巻き込んで、ファンにしてしまいましょう。